マウスピース型矯正は、昼間の1時間と、夜寝ている時にマウスピースをお口に入れて歯並びを治します。
マウスピースです
プレオルソとT4Kという2種類があります。
家に帰ってから1時間と、寝る時だけ付けます。
痛みがほとんどないので子供さんがいやがりません。(やわらかいポリウレタンでできてる)
家に帰ってから1時間と、寝る時だけ付けるので、学校で付けなくていいので、友達の目も気にならないし、授業や勉強にも全く差し支えない。
食事の時に装置をはずせるので、虫歯の心配がありません。
通院の頻度が少ないので楽。
たくさんあります
▲口呼吸の人の典型的なお顔立ち
最近、口呼吸の子供さんが大変多いです。原因としては、やわらかい食べ物が多いため、あまり噛まずにお口の周りの筋肉がゆるんでることが大きな原因と言われています。他にはアレルギー性鼻炎や扁桃腺もあります。
マウスピースを装着してお口の周りの筋肉を鍛えると、お口がしまりやすくなり、鼻呼吸を促すことができます。また、ぽかん口もなくなります。
寝ている間は装置がお口から出ないように口を閉じた状態でテープを貼ります。
テープを貼ることにより、口呼吸を予防し鼻呼吸を促します。また、装置の効果を高めます。
口に貼るテープは「肌にやさしいテープ」「口閉じ専用テープ」「サージカルテープ」などを使用してください。幅は太幅のものがおすすめです。
舌の位置と、ほっぺたの筋肉を鍛えるので、アゴの骨格が良い方向に成長する。
寝る前にフッ素入りの歯みがきをした場合、マウスピースを付けていればフッ素が唾液で流れにくくなるので、高い虫歯予防の効果が得られます。
あいうべ体操などのトレーニングによって、舌と口をよく動かすと、自己免疫力が向上すると言われています。あいうべ体操は、舌の位置を改善し、口呼吸から鼻呼吸へと促してくれます。
また、風邪・インフルエンザ・花粉症・アトピーなど様々な症状に効果を上げていることも証明されています。(風邪をひきにくくします)
マウスピースを使用中は、物理的に指がお口の中に入りませんので指しゃぶりを防げます。
また、指しゃぶりをするたびに子供さんに怒っていたお母さんは、子供さんを怒らなくてすむので、子供さんは怒られないから自分から進んでマウスピースを入れようとします。そうすると、効果がどんどんでてきます。
受け口(反対咬合)の場合、装置をいれることができれば、開始します。
歯並びが乳歯では乱れてなくても、歯と歯の間がせまく大人の歯が生えてくる隙間がない場合、下の前歯がガタガタしだしたら、開始したほうがいいでしょう。
その他は、
- デコボコ
- 出っ歯
- 受け口
- 過蓋咬合
(かみ合わせが深い) - 開咬
(前歯が咬んでない)
などの症例に適応できます。
ただ、歯のねじれなどが大きい場合は、お口の周りの筋肉の正常化をはかった後に、床装置や固定式の矯正装置で顎を広げる必要があることがあります。
また、2期治療と言って、永久歯が生えそろってから、ワイヤーなどで治療が必要となる可能性があります。
1. お口をたてに大きく開けて
2. くちを横に大きく広げて
3. くちをすぼめて
お口の周りの筋肉にギュッと力を入れる
4. 舌を出せるところまで出して
舌を出して戻ったところが
正しい舌の位置です
声は無理に出さなくてもいいのですが、この体操を1日に30セット行えば効果が出てきます。
一回でいっぺんにしなくても良いです。朝昼晩3回に分けるとか、入浴中、寝る前にするなどでも大丈夫です。
【治療内容】受け口(反対咬合)をマウスピースタイプの装置で治療中です。2ヶ月でここまでになりました(9歳)。
【費用】16万円(税込17.6万円)
【リスク】顎を拡大する力が弱いため、口腔筋機能の正常化をはかった後に、床矯正装置や固定式の矯正装置で顎を広げる治療が必要になることがあります。
【治療内容】左上2の反対咬合をマウスピースタイプの装置で治療し、4か月で改善しました。
【費用】16万円(税込17.6万円)
【リスク】顎を拡大する力が弱いため、口腔筋機能の正常化をはかった後に、床矯正装置や固定式の矯正装置で顎を広げる治療が必要になることがあります。
マウスピース矯正の費用
完全トータルフィーで管理料などこれ以外の費用は一切かかりません
(※子ども矯正2期は選ぶ装置によって異なります。)
プレオルソの費用は 160,000円(税込176,000円)です。
※乳歯列期からT期治療へ移行する場合、T期治療費を8万円(税込8.8万円)減額。
※混合歯列期からT期治療へ移行する場合、T期治療費を16万円(税込17.6万円)減額。
この費用は決してマウスピースの装置だけの費用ではなく、装置をちゃんと使えてるかの管理や、あいうべ体操などのトレーニングの費用、そしてその効果のほども考えての歯科医師や歯科衛生士の管理も含めた費用です。
1期治療へ移行する前には特に必要な治療項目です。
また、装置が破損したり、交換した場合は追加の費用はかかりません。
※ 歯列矯正は保険が適用されない自由診療です。
子供のマウスピース矯正(プレオルソ)に関するご質問・お悩みなど、どんな小さなことでも丁寧にお答えしますので、お気軽にご相談くださいね。